マイクロテクニカ

mikroC PRO for PICはセルビアのmikroElektronika社が開発、販売する、8ビットPIC用のANSI規格準拠のCコンパイラです。

・豊富な組み込み関数
・よく使われる機能はほぼ標準で装備しているライブラリで網羅
・使いやすいく直感的な操作ができる統合開発環境
・最新版を常に使える、フリーアップデート
 

PIC12F/16F/18F(K,J)に対応しており現在は、約480種類のデバイスに対応しています。

エンハンスドPIC16シリーズのPIC16F19xxシリーズやPIC18F14K50シリーズなどの最新デバイスにも対応しています。（対応リストは 開発元のwebサイト でご確認ください。）

mikroC PRO for PICは無償アップデート。アップデートのたびに追加の料金が発生することはありません。新しいデバイスが登場してもアップデートで対応することがありますので、常に最新のデバイスを使うことができます。

mikroCの開発画面、統合開発環境(IDE)はグラフィカルで操作性がよく作られています。
難しい設定は必要ありません。プロジェクトウィザードで使用デバイスを選択すれば、エディタにプログラムをすぐに書き始められます。

ウインドウ左側にはプロジェクトに関する設定、例えばデバイスの型番や動作周波数の設定をする設定タブが、右側にはプロジェクトに登録されているソースファイルの一覧等が表示されるエクスプローラ等が配置されています。
 

またエディタウインドウも充実しています。引数の指定が必要な組み込み関数を入力した場合（　）を入力すると自動的に記述すべき引数の型などを表示します。そのほか、組み込み関数の上にカーソルを置いて、F1キーを押すとその関数についてのヘルプを参照することができます。
 

mikroC PRO for PICはANSI規格に準拠したC言語です。様々な算術演算子や標準的なANSIのCライブラリを使うことができます。
 

そのほかmikroCでは下記のようなPICマイコンを使う上でとても組み込み関数を豊富に装備しています。非同期式シリアルのUARTや同期式シリアルのSPI、I2C通信をはじめ、CANやLCD、グラフィックLCD関連などかなり豊富です。

なおライブラリは、はじめから搭載されているもの以外にも、Libstockという専用サイトで順次様々な新しいライブラリが公開されています。
これらの新しいライブラリの中にはUSBクライアントやUSBホスト関係などをはじめ、便利なライブラリが次々と公開されており無償でご利用頂けます。

公開された新しいライブラリは、Package Managerというソフトを使うことでmikroCに組み込むことができます。
 

コミュニケーション関係ライブラリ