PICBASIC Pro Compiler Ver.3.1(以下、PBPと記載します)は8ビットPICマイコン用のプログラムをBASIC言語で簡単に記述できる8ビットPICマイコン用のBASICコンパイラです。
豊富な組込命令によって、PICマイコンの機能を余すところなく使いこなせるよう設計されています。
PICマイコンにやらせたいことを、より直感的・感覚的に記述できるBASICコンパイラーは、研究や学習・製品開発などPICを使うあらゆる場面で活躍します。アセンブラは難しくややこしい、C言語は覚えることが多すぎて難しそう・・・そんな開発者の方でもPICのファームウエアを思い通りに書くことができます。
現在販売されているほぼすべての8ビットのPICマイコンに対応しています。
最新版のPIC16F19197など5桁PICや、PIC18F97J94などのPIC18シリーズハイエンドPICにも対応しています。
対応デバイスの数はなんと720種類以上(※1)です。サポートデバイス一覧はこちらをご覧下さい。用途に応じて最適なデバイスを選んで使えるのがPBPの魅力です。
※1:一部12ビットコアのデバイス(PIC16F5xなど)には対応していません。またデバイスの種類によってはRAM容量やピン数の関係等で一部の命令が使えないものがあります。
各I/OピンのH-L制御はもちろんのこと、非同期式シリアル通信のUART関連や、ハードウエアPWM機能、ADコンバーター機能、各種割込、LCD制御命令、EEPROMへのアクセス命令、などPICでの使用が想定される機能はほとんどんが命令として搭載されています。下記はプログラムの一例です。
変数や配列も自由に宣言してプログラム中で使うことができます。ラベルによるジャンプやサブルーチンなども自由自在です。
プログラムの開発は専用の統合開発環境、MicroCode Studio(MCS)にて行います。
キーワードのカラーリング等コーディングを強力にアシストします。
インストール手順などの詳しい解説と各種命令の詳しい解説した日本語マニュアルが付属しています。初めての方でも戸惑うことなく開発を始められます。
■対応PICマイコン
PIC10/12/16/18シリーズの8ビットPICマイコン。
対応デバイスの一覧はこちらをご覧下さい。
※PIC10Fでは一部の命令が使用できません。またPIC16F5xなど一部のアーキテクチャーがレガシーなデバイスには対応していません。
※:PIC24・dsPICの16ビットマイコン及びPIC32の32ビットマイコンには対応していません。対応デバイスは8ビットのPICマイコンです。
・Windows10,11 32ビット・64ビット版に対応 |
・PIC10,PIC12,PIC14,PIC16,PIC17,PIC18の8ビットデバイスに対応 |
・付属の統合開発環境(MicroCode Studio)で使いやすい開発環境を提供 |
・コンパイラなのでインタラプタと異なり高速な動作プログラムの作成が可能 |
・任意のI/Oピンや、内部のレジスタにダイレクトにアクセスが可能 |
・C言語に匹敵する豊富なライブラリ |
・C言語よりも簡単な言語体系 |
・ページやRAMバンクのあるデバイスでもPBPが自動的に切り替えてコンパイル |
・変数型はBIT型・BYTE型・WORD型、PIC18シリーズに限りLONG型をサポート |
・PIC18シリーズなら符号付き32ビット演算が可能 |
・すべての割込を使用可能 |
・システムクロックは3.58MHz〜64MHzまで14段階で設定可能 |
・1ライセンスで最大3台のパソコンで使用可能 |
・日本語マニュアル冊子を付属 |
■動作環境
対応OS |
Windows10,11 (32ビット、64ビット対応) |
メモリー環境 |
1GB以上のRAM、1.5G以上の空き容量 |
必須環境 |
DVD-ROMドライブ
インターネット接続環境 |
対応デバイス |
マイクロチップ社製の8ビットPICマイコン
※対応デバイス一覧はこちらをご覧下さい。 |
■付属品
●PBP3.1等を収録したDVD-ROM
●日本語冊子マニュアル (A5版)
■本製品のサポートについて(クリックすると詳細をご覧頂けます。必ずお読みください)
※カジュアリーサポートとは、製品の使い方に関する簡単なご質問についてご案内するサービスです。 日本語でのプログラミングに関する技術的なサポートではございません。詳しくは上の画像をクリックしてご参照下さい。