PIC、dsPIC、PIC32用のmikroProgは、mikroICD™ハードウェアインサーキットデバッガーを備えた高速USB 2.0プログラマーです。
mikroICDはmikroElektronika社のリリースしている各種mikroC PROシリーズのコンパイラーと組み合わせて、C言語レベルでのICDを実現するデバッガです。
mikroProgはPIC10、PIC12、PIC16、PIC18、dsPIC30 / 33、PIC24、PIC32デバイスを1台でサポートしています。
Microchip社の1000以上のPICマイコンの書き込みをサポートしています。卓越したパフォーマンス、簡単な操作、そして白くコンパクトなデザインが最大の特徴です。
mikroProgはHEXファイルの書き込み、読み込み等PICマイコンの基本性能はもちろんのことmikroC PROシリーズのコンパイラーと組み合わせて、C言語レベルでのICDを実現します。本体から伸びる10ピンフラットケーブルをターゲットボードと接続して利用します。
純粋にPICマイコンライターとして使用する場合には、ICSP(インサーキットシリアルプログラム)を行うための5ピン、Vpp,PGC,PGD,Vdd,GNDを引き出してPICと接続するだけです。
書き込みに使う信号線には2系統あり1系統はマルチプレクサ機能を搭載しています。この機能により、書き込みやICD実行時はPICの該当ピンはmikroProgと通信しますが、そうでない時は通常のGPIOとしてPGCやPGDピンが使えるようになります。
書き込み、読み込み等のPICマイコンライターとしての機能を利用する場合には付属のmikroProg Sutie for PICというソフトウエアを利用します。
直感的な操作でマイコンライターとしての機能を提供します。
mikroICD機能によるmikroC PROシリーズのコンパイラーでのC言語レベルでのインサーキットデバッグ(ICD)は、mikroC PROコンパイラー内のオプションを設定するだけです。
mikroProg Suite for PICはmikroCシリーズと連動して動作しますので、単に書き込みだけを実行するのも、mikroICDを実行するのもボタン1つで可能です。
●PIC10,PIC12,PIC16,PIC18,dsPIC30/33,PIC24,PIC32に対応 |
●1000種類以上のデバイスに1台で対応 |
●mikroICDによりmikroC PROシリーズのコンパイラーと組み合わせてICDを実行 |
●10ピンフラットケーブルで必要なピンを取り出し可能 |
●マルチプレクサ機能搭載でライターを接続していてもPGC,PGDピンを利用可能 |
●USBパスパワー給電で動作、ターゲットボードへの給電も可能(1.8V〜5Vで設定可) |
●HEXファイルの書き込み、読み込み、ベリファイ、ブランクチェック、イレース |
●コンフィギュレーションビットはHEXファイルから自動設定又は手動設定も可能 |
●コード及び、EEPROMの内容が閲覧できるコードウィンドウ |
●高機能な書き込みソフト(mikroProg Suite for PIC)付属 |
■サポートデバイス一覧
本製品がサポートしているデバイスについては下記のExcelファイルをご覧ください。
サポートデバイス一覧(Excel)
※サポートデバイスは予告なく変わることがあります。
■セット内容
●mikroProg本体
●USBケーブル
●CD-ROM
●マニュアル(英文)
■動作環境及び主な仕様
PC本体 |
USB1.1又は2.0搭載のPC |
OS |
Windows10 (32,64ビット両方に対応しています) |
RAM、主記憶 |
2GB以上のメモリー、100MB以上の空き容量 |
必須環境 |
USBポート1つ |
電源、消費電流 |
USBバスパワー給電 |
■参考資料
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