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SEMTECH社のSX1509QBを搭載したマイコン等でIOポートが不足した時などに便利なIOポート拡張ボードです。 16チャンネルの端子台を搭載しておりI2C通信で制御が可能です。 16個のIOポートは単なるIOポートの拡張だけでなく、レベルシフタ機能を持ったデジタル入出力として使用できる他、PWM信号を生成できるためLEDの明るさ制御が可能です。さらにキーパッドエンジンを使うことで8x8マトリックスの最大64個のスイッチインターフェイスも実現可能です。 LED制御用のPWM信号は256ステップで点滅や呼吸(フェードイン・アウト)などの制御が可能なLEDドライバーが内蔵されています。 汎用IOとして使う場合、入出力方向やプルアップ・プルダウン設定・割り込みマスク、および割り込みレジスタを含む8ビット構成レジスタのバンクを介してプログラム可能が可能です。 16チャンネルは各8チャンネルバンクAとバンクBに分けて別々の電源で動作させることもできます。本ボードにはAP2112Kの1.8Vレギュレーターを搭載しており3.3Vと1.8Vを各チャンネルのVccとして選択できます。(IOピンを入力として使用する場合、レジスタの設定によって最大5.5V入力が可能となります。(5Vトレラント)) レベルシフタ機能によって互換性のないIO電圧間の通信ができるようになります。 ポートは圧着端子台付きなのでリード線を半田付けなしで接続できます。 I2Cのアドレスはデフォルトで0x70です。設定によって0x3Eにすることができます。 I2Cの信号線は4.7kΩによってプルアップされています。最大400kHzの高速モード動作をサポートします。 本体の電源は3.3Vです。 各ピンは2.54mmピッチなのでブレッドボードでの実験や配線が簡単です。ピン配置はmikroBUS規格に準じたピンアサインとなってるため各種評価ボードなどのmikroBUSに装着して使うことが可能です。 SX1509のデータシートはこちらからごらん頂けます。
■回路図 ※クリックして拡大表示
■付属品
●EXP-B本体 1台
■参考資料
■本製品のサポートについて
本製品はメーカーがリリースしているSX1509のデータシート及び本製品の回路図を見て、その使い方をご理解頂き実際にプログラミングやマイコンから本製品を制御できる技術者向けの製品です。
本製品の技術的なサポート、I2C通信による使い方、ハードウエアの設計方法等について当方マイクロテクニカではサポートを行っておりません。ご質問頂きましてもご回答致しかねます。本製品はSX1509についての使い方等はインターネットにてご自身にて検索し実験や試作を行い使いこなすことができる方向けの製品です。
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